クリスタル シンギング ボウルの種類
クリスタル シンギング ボウルの演奏では、さまざまな特徴のあるボウルを組み合わせ、自分の好みの音を作っていきます。
第1世代
- クラシック -
初代のクリスタル シンギング ボウル。非常に重く、サイズのバリエーションは6〜24インチ。気泡により、空気中に柔らかく回り込んでくるような音色が特徴です。フロスト加工され、白い色をしています。
第2世代
- クリア、ウルトラライト -
クラシックより軽量化され、持ち運びにも便利になった第2世代のクリスタル シンギング ボウル。音もより改善され、伸びやかに。乳白色タイプと透明タイプがあります。
第3世代
- アルケミー -
水晶にさまざまな鉱物、貴金属を混ぜたり吹付けたりしてつくられたボウル。軽く、音も伸びやかで、倍音の豊かさが特徴です。インスティチュートで主に使用しているクリスタル シンギング ボウルも、この第三世代のものになります。
第4世代
- スパーグレード -
最高級の水晶を使用して作られたボウル。「音が止まらないボウル」と呼ばれるほどのクオリティを誇りますが、生産量が少なく、希少性が高いものです。
モルフ 二度焼きをしたボウル
クリスタル シンギング ボウルのメーカーであるアメリカのクリスタルトーンズでは、いちど壊れたボウルを焼き直して修理します。二度、三度と焼き直されたボウルは「モルフ」と呼ばれます。

復活の意味、そして2度焼きすることで音色が柔らかくなるため、私たちは再起を象徴するようなボウルとして位置づけています。
ベル
ベル型のボウル
一般的なクリスタル シンギング ボウルよりも高い音を出すことができます。
プラクティショナー
持ち手のついたボウル
主に全身のボディーセラピーの目的で使われるタイプのボウルです。手に持つという特性上、従来の床に置くタイプのボウルと比べ、動きながらの演奏をより安全に行うことができるため、演奏家からも好まれています。
▶ 自分に合ったクリスタル シンギング ボウルの選び方はこちらから。
マレットの種類
マレットは英語で「木槌」という意味で、クリスタル シンギング ボウルを叩いて音を出すための道具です。出したい音や演奏のシチュエーションにより、異なるタイプのマレットがあります。
スウェードマレット
スウェードが巻かれたもっともポピュラーなマレット。
ゴムマレット
打楽器を叩くような、丸いゴムの頭が付いたマレット。
シリコンマレット
より繊細な音がだせる。レコーディングなどに向いているマレット。
ゴムコーティングマレット
スウェードマレットの半分ほどがゴムでコーティングされたマレット。